■ スロウで連載中の鳥コラム「とりのはなし」が1冊の本になりました
美しい声や雄々しい姿、くすっと笑える愛嬌たっぷりの仕種。鳥たちの存在は、私たちにさまざまな感動をもたらしてくれます。著者の川崎康弘さんもまた、そんな鳥たちに魅了された一人。川崎さんは、自宅の庭や道端で見かけた彼らのいきいきとした様子を、『とりのはなし』として『northern style スロウ』に連載しています。
本書には、過去にスロウに掲載された20篇に、鳥たちとのより良い接し方をテーマにした記事、意外と知らない鳥の生態などを綴ったコラム10本を書き下ろして収録しました。柔らく温かみあふれるタッチのイラストは、妻の川崎里実さんの手によるものです。「庭に遊びに来る鳥はなんていう名前だろう？」「バードウォッチングを始めてみたいな」と思っている人にはもちろん、「自然や動物が好き」「北海道が好き」という人に手に取っていただきたい1冊です。
■著者 川崎康弘
川崎 康弘（文・写真）
1974年小清水町生まれ。東京農業大学生物産業学部を卒業後、日本全国の探鳥地を巡った様子をバードウォッチング専門誌「BIRDER」に連載。北海道に戻り、鳥類調査業務に従事する傍ら、日本野鳥の会オホーツク支部長として普及啓発活動に力を注ぐ。生まれ育った小清水町やオホーツク圏の素晴らしさ、身近な野鳥や自然の素晴らしさを伝えることをライフワークのひとつとして活動を続ける。モットーは、「鳥のため、人のため、地域のため」。著書に「北海道野鳥図鑑（亜璃西社・共著）」がある。
川崎 里実（イラスト）
1971年広島県生まれ。2歳の時から北海道札幌市で育つ。帯広畜産大学畜産学部卒業。卒業論文でアカゲラとコアカゲラを調査したことがきっかけで野鳥に夢中になる。札幌の環境調査会社勤務を経てオホーツク地方に移り住み、夫・康弘と共に鳥類調査業務に従事。その傍ら、さまざまなイラストを手がける。濤沸湖水鳥・湿地センター来館記念スタンプ、小清水町をイメージしたロゴイラスト、「TORITABI FIELD NOTE（小清水町観光協会）」の野鳥イラストなど。
■ コンテンツ
とりのはなし
シジュウカラの家探し（シジュウカラ）
すべては愛のために（オオジシギ）
飛べ、アマツバメ（アマツバメ）
オジロワシの食生活（オジロワシ）
ふゆ、ことり、くさ。（ベニヒワ）
スズメ観察のススメ（ニュウナイスズメ）
カラスはマヨネーズがお好き?（ハシボソガラス）
白鳥の思い出（ハクチョウ）
春を告げる鳥（ヒバリ）
種蒔き鳥の憂鬱（カッコウ）
トウネン最強伝説（トウネン）
木を植える鳥と男（カケス）
オシドリの真実（オシドリ）
アバシリ・マジック（ハシボソミズナギドリ）
カモメの世界は奥が深すぎて（オオセグロカモメ）
アカゲラ工務店（アカゲラ）
空飛ぶマシュマロ（シマエナガ）
幸せの青い鳥（オオルリ）
もっとお近づきになりたいけれど（ハクセキレイ）
初恋の鳥（ヤマガラ）
特集
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■商品詳細
仕様：A5判 オールカラー152頁
発行日：2020年4月25日
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