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■この場所ならではの個性。ダケカンバの保温ボトル
「この場所（根室）の木を使って、この場所でものづくりをしたい」と話してくれた、根室市の木工作家、Mikashinの三上新一さん。根室の地名はニムオロというアイヌ語に由来し、木の茂るところ、という意味を持ちます。その名の通り、車で根室に向かっていると、あるところから木々の密度がぐっと高まるように思います。強い海風に晒されて、幹の途中からぐんにゃりと曲がった姿の木も、この地域特有の風景です。それでも逞しく枝葉を伸ばす姿に、いつも静かな感動を覚えます。この辺りの道路沿いによく生えている、幹の白っぽい広葉樹が、ダケカンバです。一見するとシラカバとよく似ていますが、ほんのりピンクがかった柔らかい色合いの樹皮が特徴。シラカバに比べて標高の高い場所に生育するダケカンバが平地でも普通に見られることが、根室の厳しい気候条件を物語ります。
三上さんは主にこのダケカンバを素材とし、木工製品の制作を手がけています。「ダケカンバは表情がいいですよね」。地元の業者から根室産の材を分けてもらい、角材にして一度海水で煮てから形を削り出します。
ウッドボトルダケカンバは、ステンレスの部品がぴったり嵌るよう微調整しながら角材を刳り貫きます。明るい色合いや木目、節など、少しずつ現れてくる個性。根室の自然の厳しさと美しさに触れられるボトルです。グリーンシーズンに庭先でのんびり、というシーンにもぴったりです。
女性スタッフが手に持ってみました。蓋は密閉可能です。リュックのサイドポケットにも、すっぽり収まります。飲み口には取り外し可能な仕切り付き。
■作り手 Mikashin（ミカシン）（根室市）
ミカシンの名前で木工作家として活動する、根室市の三上新一さん。家業は昆布漁師。高校卒業と同時に漁師になり、現在も漁期の間は日々海に出ています。「元々、DIYが好きだったんです」と三上さん。趣味として楽しむだけに留まらず、地域の祭に使用される太鼓の土台の製作まで買って出ることも。三上さんにとって、木に触れることやものづくりに携わる時間は、特別なものだったようです。
その熱意は冷めやらず、ついには木工旋盤を購入。最初は独学で、その後は休漁で東京へ出稼ぎに行く期間を活用し、著名な木工作家にウッドターニングの技術を習いました。そうするうちに、三上さんの中に新たな意識が芽生えてきます。「ものづくりは��自分��を表現するもの」。どんな樹種を使うのか、器のカーブはどのように仕上げるか、手に持ったときの感触はどうか?。 それらを追求するうちに、「この場所（根室）の木を使って、この場所でものづくりをしたい」という思いに至ったのだそうです。
■商品詳細
内容量：350ml
商品サイズ：口径7.5×高さ20cm
商品素材：
・本体／ダケカンバ
・内側／ステンレス
・蓋／ポリプロピレン シリコーンゴム
備考：
※数量限定です。
※手づくり品のため、掲載写真とは多少異なる場合があります。
※食洗器には対応していません。
※保温力は高くありません。デザインボトルです。
※本体の浸け置き洗いはしないでください。
■宅急便60サイズ発送（常温）
1点まで同一の送料でお届けします。
■お届けまでの時間目安
ご入金確認後7営業日で発送予定。
※在庫がない場合は1ヵ月ほどお待ちいただきます。
■熨斗
対応不可
