■ハレの日の食卓を華やかに彩る
(取材・文/山口翠 スロウ77号掲載)
餅に似たもっちりとした食感が味わえる生麩。北海道ではあまり馴染みのない食材ですが、本州などでは鎌倉時代から主に僧侶の精進料理などとして食べられていたと言われています。
札幌市にある小山製麩所は1909年創業。100年以上に渡り、生麩を作り続けてきました。原料は小麦粉に含まれるグルテン。生麩はそこへもち粉などを加え、成形し、茹で上げることで作られます。一般的には仕入れた冷凍グルテンを使うことが多いそうですが、小山製麩所では「おいしい麩を作りたい」という一心で、創業時から自社製造のグルテンにこだわってきました。
今回お届けするのは、四季の生麩の中からお正月料理に合う「松竹梅」のセットと麩饅頭の詰め合わせです。焼き物、煮物、揚げ物、甘味など、さまざまな料理で活躍する生麩。調理に迷った時は、小山製麩所の公式Webサイトに載っている社員考案の生麩の活用レシピがおすすめです。生麩の生地で餡を包んだ麩饅頭は、独特の軟らかな食感とさっぱり自然な甘みを味わえる自慢のひと品。どちらもおめでたい日の食卓を華やかに彩ってくれることでしょう。
■セット内容紹介
・麩饅頭 熊笹、ゆず、ごまくるみ、桜
■作り手 小山製麩所(札幌市)
札幌で明治42年(1909年)に創業して以来、100年以上に渡って麩作りを営んでいる小山製麩所。 時代のニーズに合わせ、長年の技術と経験を活かした新しい味の追求にも情熱的です。
同じものを、時代を超えて作り続けるのは並大抵のことではなく、「時代が変われば、作り方や商品も変えていかなくてはならない」とは、先代の小山松男さん。創業以来、焼麩専門に製造してきた同社でしたが、小山前社長は家内工業的な事業から、企業として存続するためにさまざまな改革を行い、新たな商品展開を試みてきました。
現代表は、小山英俊さん。大学卒業後、お麩の文化が盛んな名古屋の企業に勤め、実家である小山製麩所に就職した後は製造ラインの効率化などを実施。2019年、小山製麩所の4代目を継いで代表取締役に就任しました。以来、料理教室で生麩を使ってもらうなど、生麩の良さを広める活動にも力を入れています。
■商品詳細
賞味期限:
・麩饅頭/製造より冷凍3ヵ月
原材料:
・熊笹麩饅頭/小麦粉(小麦を含む)、こし餡(砂糖、小豆、水飴、食塩)、もち粉、砂糖、熊笹粉末/クロレラ
エキス
・ゆず麩饅頭/小麦粉、ゆず餡(砂糖、白餡、粉末水飴、柚子)、もち粉、砂糖、おろしゆず/クロレラエキス、香料、着色料、(一部に小麦を含む)
・ごまくるみ麩饅頭/ごまくるみ餡(砂糖、小豆、くるみ、黒胡麻、還元水飴、その他)、小麦粉、もち粉、砂糖、白すり胡麻/クロレラエキス、グリシン、乳化剤、(一部に小麦・くるみ・ごま・大豆を含む)
・桜麩饅頭/こし餡(砂糖、小豆、水飴、食塩)、小麦粉、もち粉、砂糖、桜葉塩漬(桜葉、食塩)/クロレラエキス、紅麴色素、焼ミョウバン、クエン酸
セット内容(内容量): 熊笹麩饅頭(38g)・ゆず麩饅頭(38g)・桜麩饅頭(38g)、ごまくるみ麩饅頭(38g)×各3
■宅急便60サイズ発送(冷凍)
2セットまで同一の送料でお届けします。
※システム上、1点ごとに送料が加算されます。ご注文後に送料を訂正のうえ決済いたします。
※常にギフト包装で発送します。
■お届けまでの時間目安
ご入金確認後7営業日で発送予定。
■熨斗
対応可
対応可能な熨斗は以下の通りです。ご希望の方は備考欄に記入してください。
・祝いのし紅白蝶結び
・仏のし黒白結びきり