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無洗米炊き込みご飯セット

商品コード : ss-01005

製造元 : 澤田米穀店

価格 : 2,300円（税込）

599

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再入荷お知らせ

■米屋としてできることから辿り着いたアイデア。

（取材・文／猿渡亜美　スロウ75号掲載）

炊飯器に米、具材、400㏄の水を入れて炊くだけ。しかもパッケージに「ここまで水を入れる」というラインが入っているので、調理器具も不要です。初めて知ったときは「なんて画期的な商品なのだろう」と驚いたものです。米は北斗産。具材も北斗産のひじき、厚沢部産のまいたけ、道産のこうなごなどを使っています。

北海道で初めて水田が作られ、米が収穫された地である北斗市。ここで澤田米穀店は108年にわたって米屋を営んできました。澤田米穀店は北斗市のほか、知内町、蘭越町、せたな町などの決まった農家から米を仕入れています。頻繁に田んぼに足を運び、有機や減農薬の米を仕入れ、販売する。このやり方を推し進めたのが4代目の澤田導俊さん。「農家さんには米を作ることに集中してもらって、僕たちは生産者の米づくりへの思いを伝え、売ることに集中する。それが小売店としての役目」と話します。

掲げるコンセプトは「お米のおいしい食べ方の提案をする店」。米の消費量が減っている昨今、“米屋としてできること”を考え、ポン菓子、ふりかけ、ビールといった自社商品を開発してきました。炊き込みご飯もその一つ。元々は調味液と具材と米の組み合わせで作った炊き込みご飯の素を販売していましたが、「もっと手軽にできないものか」と考えた結果、しっかりと味を染み込ませた具材を乾燥させ、無洗米と組み合わせるアイデアに辿り着きました。

■信頼を寄せる地域の生産者と組んで。

米は北斗市の高橋陽一さんのふっくりんこを使用。農薬の使用回数、化学肥料の窒素成分が50%以下で栽培した特別栽培米を生産し、稲作面積は地域で最大級の広さを誇ります。
たくさんある品種の中からふっくりんこを選んだのは、ゆめぴりかやななつぼしに比べてまだまだ知名度が低いから。軟らかく、ふっくらとしていて、冷めてもおいしいところが炊き込みご飯にぴったりなのだとか。4代にわたって米を見続けてきた澤田米穀店が認めた安心安全な米です。

（写真提供／澤田米穀店）

炊き込み具材の加工をするのは、函館ひろめ堂。素材のうま味を引き出すため、昔ながらの製法で海藻を使ったふりかけや出汁、佃煮などを作っている会社です。安心安全な地元の海産物をよりおいしく届けようと共同開発に至りました。何度も試作・試食し、今の味を採用したそう。米屋が地域の生産者と協力して生み出したアイデア商品。うま味調味料は不使用。昆布だしの味をじんわりと噛みしめたい一品です。

■商品紹介

・舞茸ひじきごはん：厚沢部町の渋田産業が生産する「えぞまいたけ」。肉厚で大ぶり、歯ごたえのある舞茸は、道南ではよく知られた存在です。そこに北斗産のひじき、道産のホタテ貝柱、函館産の真昆布、こだわりの調味料を加えて作っています。
　
・ちりめんじゃこ山椒ごはん：函館ひろめ堂が作るちりめんじゃこに感動し、澤田米穀店から依頼して製造。北海道産のこうなごに、こだわりの函館産真昆布や調味料を使用しています。山椒のピリ辛がほど良いアクセントになっています。

■作り手　澤田米穀店　澤田導俊さん（北斗市）　

澤田米穀店の4代目。前職で石川県に住んでいた頃、有機や減農薬で米づくりをする農家とそれを選ぶ客の関係性を目の当たりにして、北海道にUターン。実家の米穀店の変革に取り組んでいます。

■商品詳細

賞味期限：製造より常温で1年

原材料：
・舞茸ひじきごはん／無洗米（北海道北斗市産）、醤油（本醸造）、ひじき、舞茸、砂糖（てんさい）、乾燥ホタテ貝柱、本みりん、清酒、食塩、真昆布
・ちりめんじゃこ山椒ごはん／無洗米（北海道北斗市産)、ちりめんこうなご（北海道製造）、醤油（本醸造）、真昆布、砂糖（てんさい）、本みりん、清酒、食塩、米酢、実山椒（国内産）、（一部に小麦・大豆を含む）麦・大豆を含む）

セット内容（内容量）：舞茸ひじきごはん（265ｇ）×1、ちりめんじゃこ山椒ごはん（300ｇ）×1