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■海と空と大地の色の小さなキャンドル
(編集部・立田栞那、スロウ67号掲載)
栗山町の自然に囲まれた古民家で、キャンドルづくりを続ける櫻井芳枝さん。編集部も大好きなその作品はどれもシンプルで、北国らしいゆったりとした雰囲気を纏います。
櫻井さんのものづくりへの思いは、過去のスロウ本誌でも何度か紹介してきましたが、過去の記事で必ずと言っていいほど書かれているのは、「火を灯してこそ」のキャンドルの魅力です。
東京で会社勤めをしていた頃から、キャンドルを使うことが大好きだった櫻井さん。「そんなに好きなら、自分で作ってみればいいじゃない」という友人のひと言に背中を押されて、キャンドルづくりを始めました。
作りたいキャンドルを思い浮かべてデッサンし、それから制作。思い描いたものを形にできる楽しさはもちろん、「それを使えるのが最高!」。2000年頃からは栃木県那須町で本格的な制作活動を開始、2005年には、函館市で個展を開いたことがきっかけで、栗山町へ移住しました。
キャンドル作りを初めて30年以上経つ今も、「使うのが好き」という気持ちは変わりません。自宅にあるいくつもの燭台にキャンドルを灯して、猫や犬と共に過ごす時間は、櫻井さんにとってかけがえのない日常です。「たとえ5分でもキャンドルを灯すと、時間がゆっくりと感じられるんです」。
櫻井さんから届いた「雪の結晶キャンドル」に火を灯してみました。小さな炎が揺れ、金属で象られた雪の結晶が、ほんわりと浮かび上がります。眺めているうちに北海道の森の中に身を置いているような、静かな心地良さに包まれていました。
「特別な日に限らなくていい。特別な料理も、特別なスペースもいりません。大事に仕舞い込んでしまわずに、いつでも手の届くところに置いておいて」。ちょっと心が疲れた日、自分の時間を大切にしたい夜、櫻井さんのキャンドルに火を灯せば、きっと心の中に、優しい光が満ちてくるでしょう。
写真上/左から、海、大地、空。カラーは3種類。オプションで選択してください。
■キャンドルの使い方
・溶け出したロウが流れる場合があるので、必ず器に乗せて使用してください。
・直射日光の当たる場所や暖房の側では熱によって、形が崩れたり倒れる場合があるので、注意しましょう。
・火を灯したままその場を離れないようにしましょう。
・消し忘れにはご注意ください。
■作り手 櫻井芳枝さん(由仁町)
「飾るだけじゃなくて、とにかく使ってもらいたいの」と話す櫻井さんが由仁町にオープンさせた店舗には、さまざまな色合いや形、大きさの蝋燭が並びます。
色とりどりの蝋燭が並んでいても、不思議と落ち着くのは、一つひとつがいたってシンプルなデザインだから。「可愛い形だったり、顔が付いていたりすると溶かしたくなくなっちゃうでしょう?」。何とも櫻井さんらしい理由です。
■商品詳細
写真上/向かって左が、雪の結晶キャンドル(大)。右は、
別ページで紹介している(中)です。
商品サイズ: 縦約7cm×横約7cm×高さ約10cm
備考:手づくり品のため、掲載写真とは多少異なる場合があります。
結晶はアクリルを使って描かれています。火を灯しても、溶けたり滲んだりすることはありません。
■宅急便60サイズ発送(常温)
6点まで同一の送料でお届けします。
■お届けまでの時間目安
ご入金確認後5営業日で発送予定。
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■熨斗対応
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