■木の優しさと、心に響くこと。“あなた”への、メッセージを込めて

（スロウ60号掲載）

蘭越町の湯ノ里デスクは、2人で活動する木工房。代表の田代信太郎さんが主にデザインを担当し、佐々木武さんが制作を行います。廃校となった小学校で綴られるものづくりのストーリーを含め、本誌ではもう、お馴染みの2人です。

工房のコンセプトは、「廃校から生まれる木の机。そして、本のための家具」。読書インテリアというテーマを設けたのは、田代さんが大の本好きであることに由来します。読書のための机、大好きな本を素敵に飾るためのフレームやケース、読書タイムに傍らに置きたい小物など、数々の作品が生まれてきました。

フォンスタンドがデビューを果たしたのは2017年。「携帯電話を充電しながら立てて置きたい」という、客のリクエストに応えるべく、田代さんはデザイン案を何枚も考えたそう。最終的に、「木の優しさが伝わる」シンプルなデザインに辿り着きます。電話を置く部分は、木ではなくアクリルに。「木工家はあまりやらないかも」という手法をあえて選んだのは、目に入る情報量をできる限り少なくしたいと考えてのこと。主張しすぎず、さり気なく、身近にあるとほっとする存在感。「使っていないときも、見るだけでほっこりしてもらえたら」と、メッセージが刻印されています。制作が追いつかないくらいの人気商品だそうです。



この度実現した、スロウオリジナルフォンスタンド。こちらの作品で他社とコラボレーションするのは初めてなのだとか。作品本来の雰囲気との親和性を重視して、イラストとメッセージを編集部で考えました。

いつも忙しく稼働している携帯電話。たまには特等席でお休みさせて、その代わりに本を手に取って。オフィスに置いておいてもしっくり馴染むデザインです。

 

■商品紹介

アクリル部分には「かき取り」という凹みがあり、携帯電話を充電しながら置くことができます。本体には滑り止め付き。

ポイント1　描き下ろしこぞう
足元に咲いた小さな花をじっと見つめる、こぞう。なんだかとっても、うれしそうです。素敵な宝物、見つけたね。

ポイント2　ことば
「足元の豊かさに、光を」。積み重ねてきた日々の中にあるものに、目を向けてみませんか？　スロウ編集部から“あなた”へのメッセージを綴りました。

ポイント3　コラボレーション
背中側には、湯ノ里デスクの名前。実は私たち、本誌4号以来の長〜いおつき合いになるんですよ。



写真上／樹種は２種類。ウォルナット（左）またはナラ（右）から選んでください。

 

■作り手　湯ノ里デスク（蘭越町）　

2002年に移住してきた2人を、地域の人たちは温かく迎え入れてくれたそう。工房のギャラリースペースには、いろいろな本と共に作品がディスプレイされています。

 

■商品詳細

商品サイズ：
・本体／高さ約14×幅約8.8×奥行約8cm
・アクリル／幅約2.5cm

備考： 
※手づくり品のため、掲載写真とは多少異なる場合があります。

 

■宅急便60サイズ発送（常温）

1点まで同一の送料でお届けします。

 

■お届けまでの時間目安

ご入金確認後7営業日で発送予定

 

■熨斗

対応不可