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■素材どうしの組み合わせを楽しむ。
(取材・文/片山静香 スロウ69号掲載)
札幌軟石とは、火山の噴火で流れ出した火砕流が冷え固まったもの。ヒンヤリと冷たい印象の石ですが、独特の斑点模様にはどことなく温かみも。リエゾンの河野理恵さんは、そんな不思議な魅力を持つ札幌軟石に真鍮やガラス、樹脂などを組み合わせることで、さまざまな作品を仕上げます。
代表的なのは、北海道産の木材との組み合わせ。白肌のセンと濃茶のエンジュは札幌軟石のグレーと組み合わせることで大人っぽい仕上がりに。また、ゴールドやパールとの組み合わせはシックなのに華やか。静かな存在感があり、素敵です。
■石が持つ歴史や文化そのものを伝えたい。
「軟石(溶結凝灰岩)」と呼ばれる石は全国各地に存在しますが、特に札幌軟石は、札幌の開拓期の歴史に重要な役割を果たしました。寒い北海道では、暖を取るのに火を使うため火災が多く、耐火性と保温性に優れた札幌軟石が重宝されたのです。河野さんは、そんな札幌開拓の歴史を知ったことをきっかけに札幌軟石の魅力の虜になりました。
写真上/縞模様や水玉模様など、表面に個性豊かな表情が表れる札幌軟石。個体差も含めて大切にしたい作品です。
自身が暮らす地域に積み重ねられてきた歴史。自然の恵みと歩んできた人々の営みに思いを巡らせれば、よりいっそう地域への愛着が深まっていきます。
とはいえ、歴史に興味がないからといってリエゾンのアクセサリーを選択肢から外してしまうのはもったいない。使えばきっと、どんなシーンにも馴染む河野さんのデザインの魅力に気が付くはず。難しい話はさておいて、まずは純粋な「ステキ!」の気持ちに従って手に取ってみること。それが実は、地域への思いを育む第一歩になっていくのかもしれません。
■札幌軟石・ito(ピアス/イヤリング)
樹種は白っぽい「セン」と茶色の「エンジュ」の2種類。オプションで選択してください。
写真上/左がセン、右がエンジュ。
■作り手 Liaison〈リエゾン〉河野理恵さん(札幌市)
作り手の河野理恵さん。かつては地元テレビ局でディレクターをしていた経験も。「そのときから、地域の良いものを人に伝えることが好きだったんでしょうね」。発信方法は違えど、今もその本質は変わっていないようです。
■商品詳細
商品サイズ:長さ約2.5×幅約0.6cm
商品素材:札幌軟石、センもしくはエンジュ、14kgf
※イヤリングパーツ:ニッケルフリー
■レターパックプラス発送
2点まで同一の送料でお届けします。
※システム上、1点ごとに送料が加算されます。ご注文後に送料を訂正のうえ決済いたします。
箱入りのギフト包装で発送します。
■お届けまでの時間目安
ご入金確認後7営業日で発送予定。
■熨斗
対応不可