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■「黄金の果汁」を食卓に
（取材・文／猿渡亜美）
地域を思う、アイデアマンの北海道アグリマートの佐竹春敏社長。本誌31号でトマトジュースと炭酸を組み合わせたユニークなサイダーを紹介して以来、久しぶりに浦臼町の工場を訪ねてみました。
北海道アグリマートは地域や北海道の農産物にこだわった加工品の製造を軸に事業を行っています。自社商品の他にも、少量でもトマトジュースのOEM製造を請け負う工場として知られていて、最近は��最後の砦��として相談が絶えないそう。「生産者が何ヵ月もかけてつくった農産物を無駄にはしたくない。こちらから断ることはまずないですね」と佐竹社長。最後の砦としての噂は広がり、今では天塩町や余市町といった遠方のトマト農家から注文を受けることもあるそうです。しかしOEM製造が増えたことで、同じ瓶を使用する自社製品に影響が出てしまいます。そういえば近年、さまざまなトマトジュースを全道各地の直売所や道の駅で見かけるようになりました。世はトマトジュース戦国時代を迎えているのです。
そんな中、リブランドとして2019年秋に誕生したプレサドールシリーズ。佐竹社長の下、従業員もアイデアを出し合い3ヵ月ほどで形になりました。生食用の高糖度ミニトマトを使ったトマト製品や浦臼町産のワイン用ブドウを活用したノンアルコールワインなど。特徴的なしずく型の瓶も相まって、高品質で贅沢な印象を抱きます。特徴的なしずく型の瓶も相まって、高品質で贅沢な印象を抱きます。
写真上／手前がリブランドしたプレサドールシリーズ。
味も見た目も特別感があるプレサドール。編集部で全種類を試飲・試食し、4つのセットにしてみました。��いつもより少しだけ贅沢をしたい日の食卓��を思い浮かべて選んだ、使いやすく飲みやすいセットです。
写真上／上品な甘さの白（写真左）は、お子さんでも飲みやすいのが特徴。ゼリーにしてもおいしいそう。酸味と甘みのバランスが絶妙な赤（写真右）は、お酒が飲めない方にも。濃厚な味わいはワインそのものです。
■作り手 北海道アグリマート（浦臼町）
浦臼町は、ワインをはじめとする加工用のブドウの生産地として有名な土地。北海道アグリマート社長の佐竹春敏さんは元々役場で農政開発を担当しており、ブドウ以外にも特産品を作ろうと奔走していました。そこで種苗店に相談したのが、あまり「売れていない」種は何なのかということ。通常は、人気のあるものに目を向けがちですが、佐竹さんは逆転の発想で、あえて人気のないものを探したのだそう。その種であれば、ライバルも少なく特産品になりうるのではないかと考えたのだと言います。
収量が少なく日持ちしない、そして作りづらいとネガティブな方向に3拍子そろっていることから敬遠されていましたが、日持ちの件は流通が発達したこの時代ではあまり気にせずともよく、ヘタを取る手間などは逆に地元の雇用促進に結び付けました。そうした経緯があって、いまや町内の多くの農家でキャロルセブンが作られるようになったのです。当初、佐竹さんが目論んだように、キャロルセブンは、ブドウと並ぶ浦臼の特産品となりました。
地元で採れるものをさらに活かそうと、佐竹さんは北海道アグリマートに活躍の場を変えてからブドウとキャロルセブンでジュースを作り始めたのです。今ではたくさんの種類のジュースや加工品を生み出しています。
■商品詳細
賞味期限： 製造より1年
原材料：ぶどう（北海道産）
セット内容（内容量）：ノンアルコールワイン・白（190ml）、ノンアルコールワイン・赤（190ml）×各1
■宅急便60サイズ発送（常温）
1セットまで同一の送料でお届けします。
■お届けまでの時間目安
ご入金確認後7営業日で発送予定。
■熨斗
対応可
対応可能な熨斗は以下の通りです。ご希望の方は備考欄に記入してください。
・祝いのし紅白蝶結び
・祝いのし10本紅白結びきり
・祝いのし5本紅白結びきり
・仏のし黒白結びきり
・仏のし黄白結びきり
