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■釧路の海と山とのコラボレーション
原材料から製造まですべてを釧路管内で賄った「くしろ海藻バター」。この商品は、釧路総合振興局が 2009年から取り組んできたくしろブランド創造事業のひとつとして作られました。
発案は、この事業のプロジェクトリーダーでもあり、「釧路フレンチ」をコンセプトにした飲食店イオマンテを営む舟��一馬さんです。海藻バターとは、フランスブルターニュ地方の名産品。海に面した酪農の盛んな土地柄が釧路と共通していることに着目し、2012年に商品化しました。
何種類もの海藻の中から成分や安全性を調べて選ばれたのは、浜中町と厚岸町のナガコンブとギンナンソウ。道東のコンブは冷涼な気候のもとで天日干しされ、 ミネラル分がぎっしり詰まった品質の良さを誇ります。そして、白糠町の牧場で搾った生乳は、同町の白糠酪恵舎でバターに。さらにそのバター作りに使う木型 の製造は、釧路町の丸善木材と得地ファニチャ工業が担います。製造工程のすべてが地元企業の協力によるものなのです。
点在している地域の資源が、繋がり合うことでまったく新しい魅力を作り出しました。
■商品紹介
凝縮された素材のうま味がじわっと広がるバター。白身魚のムニエルに添えたり、パスタの味付けにしたり。寒い北海道ではお馴染みの家庭の味、「バターごはん」にもぴったり。おつまみ感覚でそのままいただいても。
■作り手 イオマンテ（釧路市）
釧路市内のレストラン、イオマンテ。地域の魅力が詰まった加工品を作っているのは、オーナーの舟��一馬さんです。
イオマンテの加工品には、釧路管内の素材が使用されています。舟崎さんは独立前から培った生産者との信頼関係を大切にしています。生産者の思いを料理や加工品として発信するメッセンジャーとして自らを位置づけ、商品開発の相談を受けることもしばしばです。さらに、それらの素材の背景を想像する楽しさについても話してくれました。「料理にしろ加工品にしろ、味は毎回違うのがあたりまえ。むしろ違うから楽しい。その食べ物の背景を体験できるんですから」。
牛が食べた牧草の栄養状態、その土地の天候や、人の努力によって向上していく品質。食事をしながら「今年の釧路は晴れが多かった」、「ミルク感が爽やかなのは、牧草を食べている時期の牛の生乳を使っているからかも」。そんな風にあれこれと想像を膨らませれば、会話も一層弾むことでしょう。
安定して供給できる素材ばかりとは限りませんので、時にはお届けまでにお待ちいただくこともあります。けれど、「今頃おいしいものが出来上がりつつあるんだな」と思えばわくわくしてきませんか？ そういった感覚を大切にしていきたいと、舟��さんの話を聞きながら改めて思いました。
■商品詳細
賞味期限： 冷凍で製造より6ヵ月
内容量：100g
原材料：生乳、昆布、ギンナンソウ、食塩
■宅急便60サイズ発送（冷凍）
4点まで同一の送料でお届けします。
※システム上、1点ごとに送料が加算されます。ご注文後に送料を訂正のうえ決済いたします。
■お届けまでの時間目安
ご入金確認後4〜5営業日で発送予定
※在庫がない場合は時間をいただくことがあります。
■熨斗
対応可
