■地域のストーリーが込められた、農的雑貨

　
「とっても気持ちがいい！」。kokochi屋の林田ナオさんにすすめられるままに腰かけた、正方形のもみがらチェア。そのあまりの心地良さに、びっくりしてしまいました。長時間の取材を終えても、少しも疲れていません。「もみがらで、作っているんですよ」と林田さん。聞けば、米どころである当別町では行き場を失ったもみがらがあちこちにあふれているのだとか。

林田さんはそんなもみがらを活用し、オリジナルグッズとして商品を展開しているのです。手伝いに訪れた農家で、何げなく出されたもみがらの座布団の気持ち良さにすっかり感動してしまったという林田さん。それが、もみがらシリーズ誕生のきっかけになりました。

一針一針、すべて林田さんの手仕事。「いろいろ試作した上で、使いやすく、可愛く見える大きさ、カタチにしています。使いながら、作りながら」。使いやすさや見た目の可愛らしさはもちろん、できるだけ布を無駄にしないように。

試行錯誤を重ね、完成までに数年を要したものもあります。抜群の通気性、何とも言えない自然な弾力、そして断熱性。それらを活かして改良を重ねられた、もみがらシリーズ。林田さんのアイテムがなければ、もみがらがこんなにも有用な代物だとは知らずにいたかもしれません。

 

■商品紹介 もみがらこどもまくら

小さめサイズは、お子様や小柄な方に。ゆるくカーブした部分が肩にフィット。表地をコットンリネンと晒の二重にし、とがりを出しにくくする工夫をしています。「カタチが完成してからも見えない部分でいろいろ改良しています」とナオさん。

 

■カラー　

写真上／カラーは3色から選べます。オプションで選択してください。

 

■使用上のご注意

・イネ科特有のとがりや粉が出ます。少しずつかさも減ってきます。
・使えなくなったときにはゴミとせず、ぜひ中のもみがらは土に返してあげてください。
・洗濯はなるべく避け、裏面からの天日干しをおすすめします。湿気がたまるとカビの原因になります。

 

■作り手　kokochi屋（当別町）

林田ナオさんは田舎暮らしに憧れて、家族と共に札幌から当別町に移住してきました。「移住して、子どもたちと最初にやったのは、「家の床でドンドン跳ねること（笑）。外に出て大声で歌ったり、星を眺めたり」。

それから10年あまり、ナオさんの仕事もずい分変わってきています。暮らしながら、「自分がやりたいこと」を模索した結果、苗や雑貨を販売し、カフェを開くなどさまざまな展開をみせているのです。

ナオさんは、「暮らしの発想」が実に豊富。話していると、ぐいぐいとその世界に引き込まれてしまいます。「地域にある資源」を結びつけ、新たな価値を添えて発信する。異業種どうしのコラボレーションが実現し、商品かに至ったものも多数あります。「ここにあるものをどう工夫して商品化するか。それを考えるのが、すっごく楽しい！ そうやって取り組んだことが何かの拍子に合わさって、『あ、これもできるじゃん』って発見もあったり」。ナオさんのどこまでも軽やかな在り方は、その手仕事にも表れています。

 

■商品詳細

商品サイズ：縦約19×横約34×厚さ約4cm

重さ：約400g

商品素材：
・中身／もみがら
・カバー／コットンリネン、晒

備考：
※手づくり品のため、掲載写真とは多少異なる場合があります。
※時間の経過と共に、容量が減少します。

 

■宅急便60サイズ発送（常温）

1点まで同一の送料でお届けします。

 

■お届けまでの時間目安

ご入金確認後8営業日で発送予定。

 

■熨斗

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